てびちそばは実は美容と健康によい食べものだった?

てびちそばは実は美容と健康によい食べものだった?
てびち(豚足)は、肌の健康維持はもちろん関節の潤滑剤としても役立つコラーゲンが摂取できる食材として知られています。特に、肉のない爪先部分には天然のゼラチン質が豊富です。 豚肉同様たんぱく質とビタミンD、ビタミンB12、鉄分なども多く含まれています。しかも炭水化物を含まず糖質もゼロなのはてびちのメリットのひとつです。 てびちそばにトッピングされている煮つけは、まず十分に下茹でして灰汁を取ったあと、水で洗い流す工程を経ているので、適度に脂分が抜けて食べやすくヘルシーになっています。 さらに出汁と醤油でじっくり煮込むことによって、皮の内側から溶け出したゼラチン質が凝固して、プルプルの食感になります。この特徴によって、おいしいだけでなく体に良いものをしっかり取り入れられたという実感がさらに高まるため人気を集めています。 実はコラーゲンの生成にはビタミンCが欠かせません。てびちそばに添えられた茹でた青菜でビタミンCが併せて摂れるので、非常に理にかなったメニューです。
体に良い成分であるロイシンが含まれるてびちそば
てびちそば のてびちとは豚足のことです。プルプルとした食感の中にコリッとした軟膏が含まれている沖縄を代表する食材で、このそばのメインの素材とも言えます。美肌効果があるコラーゲンが含まれていることはよく知られていますが、ロイシンと呼ばれる成分もあります。これは必須アミノ酸の一つで、筋肉を強化して体についている筋肉を失わない効果もあり、肝機能の向上も期待できます。他にも疲労回復や運動時の持久力の維持、ストレスを解消させるなどの効果もあり、体にとって良いことがたくさんあります。 このロイシンたっぷりの豚足を使ったてびちそば とは、一般の人ではあまり馴染みはないですが沖縄料理では有名です。豚足を長い時間をかけて煮込んだスープをベースにして、塩や醤油で味付けしたもので、麺は太めでしっかりスープに絡みます。豚足そのものもスープの出汁だけでなくそば自体に入っていて、お店によっては骨を抜いて食べやすくしているものもあります。